miyokoさんからのお便り  2002.7.28

誠実な球児さんたちへ!!
こんにちは。私は、佐倉高校の二年です。志学館戦は応援スタンドにいました。劇的なさよなら。そのときは嬉しくて嬉しくて皆で喜んでいました。きっと明日の新聞には佐倉の記事がのるんじゃないかと思いながら・・・。しかし、新聞には志学館のことばかり。たしかにAシードの千葉敬愛を下したけど。何故??でもそのなぞはすぐ解けました。それは五回戦、準決勝と応援にきてくれて暑い中一緒に応援してくれたのです。こんな誠実な球児はいない!と思いました。彼らは注目されておかしくないすばらしい人達です。その誠実さをいつまでも忘れず、また、後輩に受け継いでいって欲しいと思います。
そして、佐倉高校野球部お疲れ様。ミラクルでした。感動をありがとう。
両校のますますの発展を期待します!!

拓大紅陵野球部OBさんからのお便り  2002.7.24

志学館高校に栄光あれ!!

はじめまして、実は私は志学館野球部OBではなく、拓大紅陵野球部OBです。私個人的にも志学館野球部を応援しております。     <略>    
今回、このような形でメールさせて頂くのには理由があります。残念ながら本大会の、志学館の夏が終わってしまいましたが、彼らの行動に感動を覚えたからです。
何やら各HPや掲示板を見させて頂くと、自分たちに勝った高校(佐倉高校)へ応援をしたり、模範的な行動により、各関係者から絶賛を浴びてる事に深く感動を覚えました。さすが志学館と思えてしまいます。
と言うのは、私は現役の頃から、当時の澤崎くん(現広島カープ)と同じ出身中学だった理由から志学館野球部とは大変親しくお付き合いをさせて頂いておりました。その中で、森田くんの事を書かせて頂こうと思います。
今から10年の程前になりますが。当時の志学館は、先にも触れましたが、澤崎くんを擁する強豪チームとして優勝候補に一角として千葉県では騒がれておりました。彼(森田くん)は、自分が3年生の最後の大会にメンバーに選ばれた際に、「自分より下級生を選んで下さい。その方がチームが強くなります。自分は記録員をします」と川俣監督さんに直訴し、その大会は記録員として頑張っておりました。結果は、何回戦か忘れましたが、野田北に破れ、志学館の夏が終わりました。本当は選手として、頑張りたかったと思います。よく彼(森田くん)とは、帰宅方面が一緒だったこともあって、帰りの電車で話していました。そんな中でも、「拓大紅陵か志学館かが甲子園行けるといいね。もしうち(志学館)が負けたら、拓大紅陵を一生懸命応援するから」って言ってくれていました。
正直、彼の思いには頭が下がりました。大会前なのに、うち(拓大紅陵)たちを心配してくれる人がいるのかと、彼(森田くん)は、学校は違うけど、僕にとっては同じ野球部なんだって思ってました。
その後、彼(森田くん)は進学し、自分の道を歩き始めようとして筈です。2年後、彼(森田くん)は交通事故で、この世を去りました。20歳の若さでです。ちなみに、その時の志学館の夏は、甲子園初出場しております。劇的な成田高校を延長を制して…。
彼(森田くん)が志学館を勝たせたとは言えません。当時の志学館は、チーム打率が4割を誇る協力な打線でした。実力から言っても間違いなく甲子園に行ける力は持っていたと思います。でも少なくとも、私は彼(森田くん)が、甲子園に連れて行ったと信じています。
彼(森田くん)はその夏の大会前に川俣監督さんに会いに行ったそうです。その後に交通事故に会いこの世を去りました。そして夏の県予選が始まったのです。
これは後になって聞いた話ですが、志学館がピンチになった時に、ベンチ裏では、彼(森田くん)の写真が飾ってあったそうです。川俣監督さんが写真に、「大輔(森田)、どうしたらいい!?教えてくれ!」と問い掛けたそうです。そんな時は、必ず森田くんの声(アドバイス)が聞こえたそうです。
なぜならば、彼(森田くん)は、志学館野球部を愛してたからです。自分の事よりも他人(チーム)の事と考える彼(森田くん)。そんな野球部だからこそ、志学館は素晴らしいのです。
今も昔も志学館野球部の伝統が変ってなかった事が嬉しくてたまりませんでした。
今年、森田くんの墓参りに行こうと思っています。
「大輔!君らの後輩は、君と同じ気持ちで野球に取り組んでいるぞ。君が残した実績を大きいな。だからずっと志学館を応援してやってくれ。でも負けた時は、拓大紅陵を応援しろよ(笑)」と伝えたい。
最後に三年生諸君に、君たちの今年の夏は輝いていました。優勝候補の一角の千葉敬愛を破った事や、ハツラツとした試合でのプレーは、今も昔も変わりなく、母校ではない私でも感動を覚えました。今は悔しいでしょう。甲子園に行きたかったでしょう。仲間たちと少しでも長く野球をしたかったでしょう。でも、それが必ず思い出になる。今後は後輩たちに夢を託して、それぞれの自分たちの道を歩んで下さい。
志学館野球部に栄光あれ!!本当に君たちは格好良かったぞ!!
私は紅陵野球部の出身ですけど、森田くんといつでも志学館野球部の活躍を期待しております。


志学館の夏が終わろうとも、相手を思う優しい心は引き継がれていく
2002.7.21 八千代市営球場

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